裁判所の九大六本松キャンパス跡地での設計予算が決定されました

九大六本松キャンパスの司法ゾーンの中核施設となる裁判所の設計費が、平成25年予算として政府予算案に計上され、閣議決定されました。耐震性能が低く、かつ国史跡内にあり、建物設置期限が迫っている福岡高等・地方・簡易裁判所中央区城内)や福岡家庭裁判所(同区大手門)、福岡簡裁石城町分室(博多区石城町)をあわせて移転集約化を図るものです。
新聞報道によると、裁判所は、跡地南側に配置予定で、地上12階、地下2階の延床面積約5万6千㎡で、現在の合計延床面積より2万7千㎡広くなるようです。裁判所の集約化により司法サービスの向上が期待されます。
総事業費は約180億円で、平成30年度(2018)に建物工事完了を目指しています。また、これに伴い、検察庁弁護士会会館も跡地への移転へ向けて具体的な計画づくりが進みそうです。
九大六本松キャンパスの道路などの基盤整備工事も、UR都市機構によって、今年着工予定です。まちづくり協議会では、これからも跡地のまちづくりの状況などを、逐一校区の皆さんに発信していきます。